同じ不動産でも不動産鑑定士によって報酬が違うのはなぜですか?
09/14/20 09:55:午後
▷本日のテーマと内容:
「同じ不動産でも不動産鑑定士によって報酬が違うのはなぜですか?」
良くいただく質問の1つです。
不動産鑑定士の報酬は法的な報酬基準がなく、各不動産鑑定業者が独自に決めているのが実態、報酬の安さを基準にして依頼すると落とし穴もあることもあります。
【目次】
00:00 スタートー多様な鑑定報酬基準
00:40 報酬の安さは結果にも反映
01:34 ご案内
不動産鑑定士の入村です。
報酬が異なる理由ですが、法的な不動産鑑定評価の報酬基準がないことが大きな理由になります。各不動産鑑定業者が業者の独自の方針で報酬を決めているのが実態になっています。 中には不動産鑑定評価書は定額やその評価額毎によって報酬が変わる報酬基準を取っているところもありバラエティに富んでいます。
安い報酬の業者さんにお願いできると懐が痛まずに(費用が抑えられために)助かるご依頼者もいらっしゃいますが、説得力がある納得できる鑑定評価書(の内容)はある程度の調査時間と資料収集のもとに専門家の判断構築の作業時間の積み重ねが反映するものです(報酬が安いと適正な労力がかけにくく、説得力や内容が弱いなどの短所も多くなる傾向があります)。
結論だけならまだ良いかもしれませんが、重要な評価や法律で裁判所が絡んだり、税務署や金融機関が内容を重視するようなケースで(安い報酬の内容の質が伴わない)鑑定評価書を出して認められないケースも多々あるので、「報酬の安さという基準」だけは重視しないようにしていただきたいと思います。
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