借地権で発生するトラブルのパターンとは?

08/19/20 12:15:午後



▷本日のテーマと内容: 「借地権で発生するトラブルのパターンとは?」

【目次】

00:00 スタート

00:15 地主の承諾を得れないケース

00:28 借地条件変更料のケース

00:55 地代の増減額請求のケース

01:24 更新料のケース

01:47 買取により更地にするケース

02:12 ご案内

 

不動産鑑定士の入村です。

 借地権は(土地)賃貸借契約によって決まる権利になりますので、非常にトラブルが多くなっております。

①借地権を譲渡する場合は地主の承諾が不可欠になります。なかなか地主の承諾を得られないというトラブルのケースがあります(地主の承諾を得れないケース)。

②建っている建物、例えば木造の建物なんですが、鉄筋コンクリート等の堅固な建物に建て替えたいという借地条件の変更をする時に地主の承諾がいるんですけれども、その時に変更料というお金を払うケースがあるのですが、変更料の額がその建て替え内容についてなかなか意見が合わないというケースがあります(借地条件変更料のケース)。

③借地権では地代を支払いますけど、土地の価格が上がっているときに地主さんから地代の増額請求を受けたりします。その際に増額請求を受け入れるか受け入れないかという部分でこう悩んだり、解決するために交渉しなければならないケースもあります(地代の増減額請求のケース)。

④借地の更新時期がきます。更新料というものを払うケースがあるんですが、契約に更新料が定められていないのに更新料を請求されるケース、更新料の額がその借地権の更地としての価格からみると非常に高い金額で請求されるというケースもあります(更新料のケース)。

⑤借地権者がその地主さんから土地を買い取る、また、地主さんが借地権を買い取るというケースになって買い取ることによって更地にするという取引をすることがありますが、その際の売買金額についてなかなか折り合いが付かないというケースがあります(買取により更地にするケース)。その時には適正価格(又は地代)の評価が活用できます

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