固定資産税評価額の特徴と留意点とは?

01/05/21 05:01:午後

▷本日のテーマと内容: 「固定資産税評価額の特徴と留意点とは?」  

  固定資産税は不動産に関する税金で不動産所有者が毎年納付義務があるために大変に関心の高い税金です。固定資産税(地域によっては都市計画税)は土地と建物の固定資産税評価額を基に算出されます。

 不動産鑑定士の公的評価として土地の固定資産税評価額の評価に関わっています。

 この土地と建物の固定資産税評価額の特徴や留意点を見てゆきます!

【目次】

 00:00 ①固定資産税評価額とは?

 00:35 ②土地の固定資産税評価額

 01:10 ③建物の固定資産税評価額

 01:37 ④土地の固定資産税評価額は下がるのか?

 01:59 ⑤建物の固定資産税評価額の特徴と留意点

 03:27 お知らせ

不動産鑑定士の入村です。

固定資産税評価額の見方や特徴を述べたいと思います。

①固定資産税評価額とは?

 A固定資産評価証明書やB固定資産税と都市計画税の納税通知書を不動産所有者の方はご覧になられたことがあると思います。 この(固定資産評価証明書や納税通知書に記載されている)都市計画税と固定資産税の税額を求める大元の不動産の評価額を「固定資産税評価額」といいます。

②土地の固定資産税評価額 00:35  

  土地について不動産の公的価格の公示価格という価格がありますが、その公示価格を100とした時に(土地の固定資産税評価額は公示価格の)約70%の水準で査定されます。公示価格100として70%、公示価格の7掛けと考えていただければと思います。 土地の固定資産税評価額についてのポイントは、(地域内の代表的な土地だけでなく)それぞれ(個々)の土地について試算されています。

③建物の固定資産税評価額 01:10  

  建物の固定資産税評価額ですが、建物の固定資産税評価額は相続税法の建物評価にそのまま使える決まりになっていますので、相続税(の評価額)はA路線価が土地の評価額ですが、B建物の(評価額)、固定資産評価の建物価格を使うという形になっています。

④土地の固定資産税評価額は下がるのか? 01:37  

よく受ける質問です。固定資産税の評価額が下がらないのか?という質問があります。 こちらは、固定資産税評価額自体は課税目的の評価であり、時価のように前後させるのは非常に難しいものがあります。

⑤建物の固定資産税評価額の特徴と留意点 01:59

 建物の固定資産税評価額の話になりますが、建物につきましては市区町村の固定資産税課の方が建物を見て、査定しているのが実態になります。 結構、細かく見ていて、例えば未登記の建物があった場合、周りにはわからないかな?と思ったりしますが、航空写真でも建物を確認して建物の固定資産税評価額を振っているケースがありますので、そう言う意味ではよく見ている部分があります。

 建物の固定資産税評価につきましては、どんなに建物が老朽化しても(税法上)20%の残存価格を残しますので、実際にボロボロで老朽化した建物についても新築時の20%の価値(固定資産税評価額)がずっと残って課税され続けるというケースがあります。 老朽化した建物の所有の方が固定資産税の支払いがどうなっているのか?を一応確認されて、もし(建物未使用で)税金を支払い続けている場合には、建物を滅失してしまうとことが大切になります。

 固定資産税は不動産を所有していると密接に関わりますので、ぜひご留意いただきたいと思います。.

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